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家計 資産運用

40代から資産運用をはじめました。今からでも遅くない。

私は40代にして初めて資産運用を始めました。

低リテラシーの自分にとって、資産運用をはじめるにあたりいろいろな葛藤がありました。

「資産運用ってなに?」

「リスクないの?」

「40代ではじめるのは遅くないの?」

「どうやってやればいいの?」

今回は私がなぜ資産運用をはじめたのか理由を記事にしたいと思います。

40代でこれから資産運用をはじめようか迷っている方の参考になればうれしいです。

当時の状況

私はごく普通のサラリーマンで給与は地方銀行で管理していました。お金の出し入れとしては、毎月の決まった日にATMで通帳を使ってまとまった生活資金を引き出します。そのあと口座残高に少し余裕があると感じた場合は、別の貯蓄用口座にお金を移してたんです。で、ある日ふと通帳を見てみるとある事が気になったんです。

「貯蓄用口座のお金って増えないな」と。

生活には使わない将来用と割り切って貯蓄するのはいいとして、貯金金額を見てみると利子がうまい棒程度なんですよ。

低リテラシーでも預金利率が低いことぐらいは知ってましたが、うまい棒程度ってどうなんだろうと。

で、動画やネットでいろいろ見てみると多くのリテラシー高い方々は資産運用を実践されており、しかも20代、30代から運用して確実に資産を増やしている。

こういう状況を確認すると、今の自分にものすごく不安を感じてしまったんですよね。

親やまわりの人間は、「貯金しなさい」とは言うけれど「資産運用しなさい」とは言いません。

実際に今までの自分も資産運用なんて遠い存在だと思ってました。でもね、なぜ遠い存在なの?と問われたとき自分の中ではっきりとした理由がないのも事実なんですよ。要は資産運用について全く知らないんですね。

なので、まずは資産運用について知り、どういうものかを理解することから始めることにしたわけです。

資産運用ってなに?

調べるといろんな種類がありましたが、凡人が行える一般的なものでいうと以下のとおり

  • 株式投資:上場会社の株式を購入
  • 投資信託:投資家からお金を集めてプロが運用
  • ETF:投資信託の仲間。日経平均などの指標と連動した運用をする
  • 債権:国や会社の債権を購入する

それぞれのざっくりとした内容です。

株式投資

株式上場している企業の株式を購入します。株式っていうのは企業が資金を調達するために発行している証券です。株式を購入という事はその会社の出資者になることで、株式を所有していれば会社が利益を上げたときにその一部を受け取れます。株価っていうのはこの証券の金額のことになります。A社の株ほしい~と人気がでればA社の株価は上がるし、A社の売り上げ悪いな~ヤバいな~この株売ろうかな~となれば売りが多くなり株価は下がります。なので、株価が低いときに株を購入し、株価が高いときに売ればその分が利益になります。

投資信託

投資信託はファンドとも呼ばれます。投資信託は、私たち投資家たちからお金を集めて、集めたお金で株式や債券などをプロが運用する商品です。投資信託を購入すれば、後はプロが運用してくれるので手間がかからない分、その商品を保有している間にかかる信託報酬などの手数料がかかります。投資信託は扱う会社によって、どういう運用をするかでいろんな商品があります。たとえばAファンドは日本企業中心の株で運用します!とかBファンドは外国株中心で運用します!など。

ETF(上場投資信託)

ETFは上場している投資信託の事です。上記の投資信託のとの違いは、投資信託は購入する証券会社で用意されているものしか購入できませんが、ETFは上場しているので、どの証券会社からでも購入できます。ETFは日経平均などの特定の指標と連動して運用する商品です。たとえば、日経平均に連動しているETFなら、日経平均が上がればETF株価も上がるし、日経平均が下がればETF株価も下がるみたいな感じ。何と連動して運用するかでいろいろと種類があります。運用はプロが行う点で投資信託と同じ。

債権

債権、おもに国債や社債。国や会社がお金を借りる際に発行する証券のこと。国の場合は国債。会社の場合は社債。債権をを持っていると、お金を貸しているので貸した分の利子が受け取れます。債権を売買するということは、この利子がもらえる権利を売買しているという事です。どの国の債権を買うか、どの会社の債権を買うかで種類や利回りが違います。

資産運用は元本割れリスクがある

 

資産運用をしていない人たちが一番に言う言葉。

「元本割れする可能性あるんでしょ?なら危険やん?」

もう、何回聞いたことか。でも過去の自分もこんな感じだったんだろうな。

どの資産運用をするにしても必ず、元本割れの可能性はあります。それは揺るがぬ事実です。でも貯金だけでは増えないのも事実。

「将来資産は増えてるの?減ってるの?」

そんなものは誰にもわからん。

未来の予測なんて不可能。

でも始めないと変わらない。

何で資産運用を調べようと思ったのか。それは、このままで貯金だけでいいのかと不安になったのが始まりです。保険料はほぼ間違いなく将来上がるでしょう。年金の受け取り年齢も引き上げられる可能性も高いです。何もしなければ、負担が増えるしかないんです。

基本は長期運用

いろいろ調べてみると資産運用は基本、長期運用です。短期運用ほどハイリスク、ハイリターン。長期は逆のローリスク、ローリターンな傾向です。

短期運用についてですが全くお勧めしません。私が過去に失敗しているからです。短期投資は投資では無く投機(ギャンブル)に近いです。資産運用は将来の資金確保が目的なので長期でコツコツが基本だと思います。

また長期で運用すればするほどマイナスになるリスクが軽減される傾向があります。リスクが無くなることはありませんが興味深いです。各リンク先で長期運用についての解説があります。

自分はアメリカのS&P500の指標に連動するファンドで、長期運用をするようにしています。

40代では遅くないのか?

40代で資産運用を考えてる方は、定年や老後の資金について考えているかと思います。自分もそうです。

定年60歳と考えて40歳で資産運用をはじめても期間は20年。年金受給が65歳と考えても運用期間は25年あります。長期運用の期間としては十分でしょう。決して遅すぎるという事はないと思います。というか、

しないとダメだなと個人的には思いました。

また、インフレや為替とかの影響で生活費用そのものが高くなる可能性もありますし、保険料も上がる可能性が高いし、年金も65歳で受け取れない可能性もあるし。

なので40代からの資産運用は全然やったほうがいいと思います。

何もやらないと何も変わらないです。

余裕資金で行い、家計管理は必須

これ最重要事項です。

必ず余裕資金で行う

資産運用にあてるお金は必ず余裕資金で行うという事。資産運用っていろんな商品があります。株式、投資信託が主になってくると思いますが、実際にやってみると目先の運用益に目が行きがちでリスク管理がおろそかになり、ついつい投資額が増えてしまいます。

資産運用は預金と違い元本割れのリスクがあります。これを忘れ、余裕資金以上の金額を投入すると生活そのものが苦しくなるだけでなく、株価下落局面になれば目減りしていく資産を見ながらの生活苦とダブルパンチになります。生活そのものを苦しくするなんて本末転倒だと思いますので、必ず余裕資金でやりましょう。

家計管理を徹底する

余裕資金でおこなうという事は、家計の余裕資金を把握することが必要です。これすなわち家計を知らないと絶対無理です。資産運用をはじめる前に家計の見直しをして、どの程度の余裕資金があるのかを必ず確認しましょう。

自分は家計見直し通信費節約などをやって余裕資金にあててます。

資産運用ってどう始めたらいいの?

 

自分と同じように資産運用を考えたことがない方は証券口座をもってないと思います。株式や投資信託を購入するには証券口座が必要なんです。なのでまずは口座を開設しましょう。

証券口座って聞くと何か怖いイメージがあると思いますが全くそんなことはありません。開設に費用もかからないし、ほったらかしでも維持費もかかりません。

証券会社

以下のネット証券であれば問題ないと思います。私は両方の証券会社で口座を開設しました。開設するのはタダなんで。ちなみに開設するならネット証券会社一択です。なぜなら手数料が安いから。以下の会社はネット証券最大手の2社です。

  • SBI証券
  • 楽天証券

資産運用はコストを下げることが鉄則みたいです。そうなるとネット証券一択ですね。あと、なぜ自分が2社両方の証券口座を開設したかというと、投資信託は証券会社が用意している商品しか購入できないからという理由と、証券会社トラブルリスクを分散したかった為です。

投資信託は開設している証券会社が用意している商品のみ購入できます。なので2つの会社で口座開設していれば2つの会社の投資信託の商品を選べるわけです。

またここでいう証券会社のトラブルリスクとは、倒産やシステム障害等です。1つだけの証券会社にしぼった場合、もしその会社に何かトラブルがあった場合は資金の運用に影響がでます。2つの会社だった場合、1つがダメでも、もう1つの会社が正常であればそちらで運用が可能です。

証券口座の種類

証券口座は3つの種類があります。違いは以下のとおり。

特定口座(源泉徴収あり) 証券口座が損益計算。確定申告不要。
特定口座(源泉徴収なし) 主権会社が損益計算。確定申告必要。
一般口座 自分で損益計算が必要。確定申告必要。

ざっくりですが、こんな感じ。

証券の売却時の利益や一時的にもらえる配当金には税金がかかります。サラリーマンでは年間20万以上の利益や配当金がある場合は確定申告が必要ですが、特定口座(源泉徴収あり)の口座であれば利益、配当金から自動で源泉徴収されるので確定申告は不要となります。

サラリーマンの方は特定口座(源泉徴収あり)で問題ないと思います。自分もこれです。40代でこれから資産運用をされる方は長期運用が主だと思うので、そもそも売却の機会がないと思います。

その他の口座の利用方法についてもネットで情報がたくさんあるので、いろいろ調べてみてください。

積立NISAを利用する

 

これから資産運用をする方は、NISA制度を利用しましょう。NISA制度とはざっくり言うと、NISA制度で決められた金額、期限内で資産運用する限り、かかる税金が免除になる制度です。普通、株の損益にかかる税金が20%なので、これが免除になるのは大きいです。

NISAには一般NISAと積立NISAがあります。

種類 年間上限額 期間 購入可能商品
一般NISA 120万 5年 株式、投資信託、ETFなど
積立NISA 40万 20年 投資信託

たとえば一般NISAなら年間120万の株式運用が可能で5年間は配当金や損益にかかる税金がかからないという感じ。もちろん必ず5年保有しないといけないという事ではなく、途中で売却も可能です。

このNISA制度でオススメなのが積立NISAです。

積立NISAは年間40万までの投資が可能で、20年間運用できます。積立なので月額最大33333円を毎月投資することが可能です。

40歳から積立NISA運用し、60歳で売却することで売却益に税金がかかりません。定年後の資金、老後資金としては結構いい制度だと思います。自分も最初に積立NISAで運用を始めました。

NISAの考え方

NISAというのは商品を買うための買い物カゴというイメージでいいです。要はこのカゴの中に商品(投資信託、株式など)を入れて運用するとその商品にかかる税金は免除される感じです。

また、NISAはNISA口座を開設するかたちになります。流れとしては証券口座を開設したあとNISA口座を開設するという感じ。

積立NISAは証券会社以外にも、銀行や郵便局、店舗型の証券会社などで開設することができますが、投資信託しか運用できないので開設した会社で扱っている投資信託の中から選ぶ形になります。

ネット証券が一択といったのはまさしくこれが理由で、ネット証券以外の投資信託は手数料が高いので、せっかくNISAで運用してもコストが高いせいでお得に運用できない可能性があるからです。なので必ずネット証券で運用するようにしましょう。

選べる投資信託について

積立NISAで選べる投資信託は各会社で用意されているものを選ぶといいましたが、この商品については国の条件をクリアしている商品に限られます。なので特別に変な商品はないという事ですが、ネットなどの情報を見るとオススメの投資信託があるのも事実です。なので大事なのは

自分で情報を調べて、自分で納得して、自分で選ぶという事。

自分の資産運用なので良くなろうが悪くなろうが自分の責任です。絶対に後悔しないよう納得して選ぶようにしましょう。

わたしの場合はyoutubeの両学長の動画を大変参考にさせてもらいました。今でもお金について動画視聴させてもらってます。どの動画もオススメです。

ちなみに私は楽天証券の積立NISAで月に33333円で運用してます。

商品はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。

積立NISAをやって気を付けている事

実際に積立NISAをやって気を付けている事です。

株価は見ない

いざ商品を購入すると価格が気になってしまうものです。でも、そんなものを気にしていても時間の無駄です。なぜなら積立NISAは20年間は絶対に売却しないつもりだからです。だとすると結果は20年先の株価であって今では無いのです。

また、精神的にもよくないです。上がって、下がって一喜一憂してたら疲れます。20年間もそんな調子では持ちません。なので気にするのはやめましょう。

ただし証券自体が無くなる!とか証券会社がつぶれる!とか緊急のタイミングの時はチェックしましょう。

積立NISAのみで満足しない

積立NISAをやったからといって資産運用はOKとはいえません。なぜなら資産運用はリスクがあるから。なので家計の見直しや、そのほかの資産運用、副業など今できることを考えて実践するように心がけています。

まとめ

40代でも資産運用は遅くないです。

わからないからやらないはもったいない。いろいろ調べて自分で納得できるなら是非やってみましょう。私はやるようにしました。

最後まで読んで下さってありがとうございました。参考になればうれしいです。

ポイント

  1. 必ず家計管理をした上で、余裕資金でやる
  2. 自分なりにリスクを確認する
  3. 証券口座を開設する
  4. NISAを活用する
  5. 商品は情報を整理して自分で納得して選ぶ
  6. 資産購入後は株価は見ない

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