40代世帯の資産の平均が1000万弱みたいなニュースを見たときに、「マジか!?」と驚愕したのを覚えている。我が家のお金の管理は嫁だったので、それとなく嫁に聞いてみると明らかにびっくりしている様子。我が家にそんな金は無いらしい。
40代ともなると、子供の学費や老後資金みたいなワードがどうしても目についてしまう。今まで嫁に任せっきりだった家計。ちゃんと見てみようかな~。そんな軽~い気持ちで確認してみた我が家の家計見直し。
今回はそんな凡人がやった家計見直しのとっかかりについて紹介したいと思う。あくまで今回の記事は、自分が低リテラシーの真っただ中にいた頃の内容なので、「えっ!そんな事も知らないの!」みたいな事もあるかもしれない。
でも、今思えば、このちょっとした行動から家計を改善出来たのは事実なので、当時の自分と同じように何となく家計が気になっているご家庭の参考になれば嬉しい。
以下の記事はこんな人にオススメ↓
- 今から家計の見直しを考えている方
- 銀行振込、現金払いで生活してる方
- 見直しをするための第一歩がわからない方
家計の確認
家計の見直しだ!といってまずやったのが銀行口座の通帳チェック。自分もサラリーマン生活20年。幸いにもこれまで生活は出来ているので大きく増えもしないが減ってもいないだろうと軽い気持ちで通帳を確認。
微妙に減ってるやん
月々の引き出し金額が段々と増えている。
我が家のお金のやりくりは、月に1回嫁さんがお金を引き出して使ってたんだけど通帳を見ると、あきらかに引き出している回数が増えてる。
嫁さんに確認
にわか:最近、お金使いすぎてる?大丈夫?
嫁:「子供が大きくなってるから使うっしょ。いろいろと」
にわか:「いろいろって?」
嫁:「洋服とか食費とか・・・?」
にわか:「どのくらい使ってるの?」
嫁:「・・・具体的にはわからないけど、とにかく増えてる」
これはやりがいがある。
お金の出入りを確認する
まず困ったことは通帳をみても何の支出なのかがわかりにくい。
我が家のお金の引き出しは、月初めにATMでざっくりとまとめてお金を引き出しそれぞれの費用に分配して使うやり方。足りなければ追加で必要額を出金している。
今回、通帳を見て分かったことは、この出金回数が増えていること。
しかも、ある程度ざっくりの額を出金するから何に使うための出金なのかが把握出来ん。
なので、使用用途を確認するためにも家計簿をつけてみる事から始めた。
ちなみに私は今までに家計簿をつけたことは1回も無い。
まずは家計の把握から
グーグル先生で「家計簿」で調べると各サイトで便利な家計簿が紹介されている。アプリだったり表計算ソフトだったり本当に多い。いろいろと悩んだ結果
まずはエクセルで家計簿を自作することにした。
なぜか? アプリは何か手続きが面倒そうだし表計算ソフトでつくられているものも良さそうなものがいっぱいあったんだけど、ざっくりと支出を確認するくらいなら自分でエクセルでできるやん。と思った次第。
という事で早速始めたんだけど
エクセルで自作っていっても、自分がわかればいいように作ればいいわけで、食費や光熱費、通信費などの項目をつくって使ったお金を入力して各項目の金額を合計していく。1か月の表ができればあとはコピペして毎月同じ作業をやっていく。超ざっくりとした家計簿。
要は
どの項目にどのくらい使っているかがざっくりわかればいい。たぶん。
家計簿入力はめんどくさい
家計簿をつけてみて3か月が過ぎ、何となくだけど我が家の支出について掴めてた。ただ、もうひとつハッキリと自分の中に、ある感情が芽生えた。
めんどくさい。
もうね、めんどくさい。レシートの量が半端ない。仕事終わりでの入力だるい。
3か月家計簿つけたから止めてOK。よく頑張った。とも思ったが、せっかく3か月も継続したのに無駄に出来ん!とも思ったので
家計簿はつけるがラクをして出来ないか?
という方向で考え方を変えてみることにした。
クレカでいい。いや、クレカがいい。
またまたグーグル先生。ラクして家計簿で何かありますか~と確認するとやっぱりいろんな家計簿アプリが上位に表示される。やっぱり手続きは面倒そうやけどアプリがいいのかなと思い、どういう使い方なのかを確認。
「銀行口座、クレジットカード~などと連携し・・・」 何か難しそうだなと思ったところでひとつのキーワードに着目。
クレジットカード
家計見直し当時の私は、40代にして恥ずかしながらクレジットカードを1枚も持っておらず100%現金を使用。(嫁さんはクレカ保有してた・・・そりゃ当たり前か)
今思えばリテラシーが低すぎるが、当時の私はクレジットカードに少し怖いイメージしか持っておらず、分割払い、リボ払い。結局後払いだから危ないとか思ってたわけ。理由もわからずにただ漠然と困るよねみたいな。なのでクレジットカード使うという選択肢がそもそも頭に無かった。
でも、グーグル先生の検索を見てみるとクレジットカードは何やらいろんな特徴があり便利らしい。何が便利かというと
- 一括払いでは当然手数料はかからない
- カード払いでポイント付与
- アプリと連携で家計を一括管理できる
- ほとんどの支払いをカード決済でいける
今更何を当たり前の事を言ってるんだとお思いでしょうが
クレジットカードを作ってもいない40代ってそんなもん。
嫁さんもどちらかというと現金派だったので余計にこういう事って気にしてこなかったっていうのも大きい。要はクレジットカードって
使い方に気を付ければ便利に使えるもの
せっかくいい機会なのでカード作ることにした。初のクレジットカード。
有名どころの楽天カードで申し込み
画像引用:楽天カード
はい。見出しでわかるとおり自分は楽天カードを申し込んだ。
理由はこれ
- 楽天カードアプリでラクに家計簿がつけれる
- カード使用で楽天ポイントが付与
- 我が家の行動範囲内に楽天ポイントが使用できる店舗が多かった
- 年会費が無料
あと、申し込み特典のポイントも魅力。また、あわせて嫁さんの家族カードも申し込んだ。
家族カードとはざっくり言うと、本カード登録の口座より引き落としされる家族が持てるクレジットカード。
家族カードを作る事で今後、楽天カードアプリで自分のクレカと家族クレカの利用状況を一括管理することが出来る。
でもクレジットカードっていろんな会社のものがあるので、もしこれからクレカの申し込みを検討している人は自分の使用方法であったりやカードの特徴を確認して決めたほうがいい。

クレカ、家計簿アプリを使ってみる
画像引用:マネーフォワードME
クレジットカードが届いたらあとは積極的に使用するだけ。
基本の支払いは翌月一括払い。分割やましてやリボ払いなんて絶対駄目。カードは手軽に使える分、ついつい使い過ぎちゃうので注意が必要だ。
以上を意識してクレジットカードを使い、なるべく現金使用の割合を減らしていく。
脱現金ってやつね。
光熱費も可能であればクレカ払いにする。自分は田舎暮らしなので、どうしてもクレジットカードが使えない支払いはあるが普段の買い物ではこんな田舎でも、ほとんどクレジットカードを使用することが出来た。
で、家計簿のほうはというとスマホアプリでポチポチするだけで、こんな感じで管理することが出来る。
レシート入力が激減したことにより、かなりラク。嫁さんもいちいちレシートを気にする必要がなくなったみたいでラクみたい。
こんな感じで現在はアプリで家計を確認し、節約箇所を見直すというスタイルに落ち着いている。もっと早くクレジットカードを使ってればよかった・・・。
※2023年12月現在はマネーフォワードMEで家計管理中。すごく便利。
まとめ
以上が我が家の家計管理のとっかかりの部分。何気ない家計の関心から脱現金の生活へ完全移行する事が出来た。
家計管理を本気でやりたいと思うなら
クレジットカード
家計簿アプリ
以上の2点はマストだと考える。
次は支出を考えていくことになるが、実際に自分がやっている節約についてはまた別の記事で紹介したい。
最後に、家計の見直しを始めようと考えているご家庭に向けて、自分が気を付けているポイントと注意点をまとめたいと思う。
ポイント
- クレジットカード、家計簿アプリはマスト。
- 計簿アプリやクレジットカードは特徴を調べて自分に合うものを使う。
- まずは家計の収入と支出を把握することから
- こまかく把握しようとしない。ざっくりでいい
- 自分に無理がないやり方で家計簿をつける
注意
- クレジットカード支払い方法はすべて翌月一括払い
- クレジットカードは買いすぎに注意する